自宅で勤務終了後、殺害されたか 大阪の死亡男性、職場にメール
大阪府内で男性の切断遺体が見つかり、死体遺棄容疑で無職大木滉斗容疑者(28)=大阪市=が逮捕された事件で、男性が遺棄されたとみられる日の前日午後3時ごろに職場に勤務終了のメールを送信したことが5日、府警への取材で分かった。府警はこの時間以降に殺害された可能性があるとみて、殺人容疑を視野に調べている。
府警によると、男性は容疑者と同じマンションの別の階に住む国土交通省職員神岡孝充さん(52)。神岡さんは昨年12月27日午後3時ごろ、自宅でテレワーク勤務後、職場にメールを送っていた。外国にいる妻に会うため同日に渡航予定だったが、29日に妻が「夫と連絡が取れない」と府警に申告した。