東証、午前終値3万9140円 620円高、米の関税延期好感
4日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発した。上げ幅は一時600円を超え、節目の3万9000円を回復した。トランプ米大統領がカナダとメキシコからの輸入品に対する関税強化策の適用を1カ月延期すると発表したことを好感した買い注文が幅広い銘柄に入り、ほぼ全面高の展開となった。
午前終値は前日終値比620円32銭高の3万9140円41銭。東証株価指数(TOPIX)は37・08ポイント高の2757・47。
トランプ米政権による関税導入の延期発表を受けて前日大きく値を下げた自動車株が買い戻され、相場をけん引した。