東証急反落、終値1052円安 トランプ関税発動へ警戒拡大
週明け3日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が4営業日ぶりに急反落した。終値は前週末比1052円40銭安の3万8520円09銭。トランプ米政権が打ち出した中国やメキシコ、カナダからの輸入品への関税が4日に発動するのを前に、警戒感が拡大した。報復措置で関税引き上げの応酬となる懸念から、世界経済の先行き不透明感が高まり、ほぼ全面安の展開となった。
米関税政策の影響を受けやすいとみられるトヨタ自動車や日産自動車など輸出関連株の下落が目立った。米ハイテク株安を引き継ぎ、株価水準が高い半導体関連株も下落し、相場を押し下げた。