こども相「気持ち受け止めたい」 小中高生の自殺者数最多で
2024年の小中高生の自殺者数(暫定値)が527人と過去最多になったことを受け、三原じゅん子こども政策担当相は31日の記者会見で、子どもや若者に向け「皆さんの思いや気持ちを受け止め、大切にできる社会をつくっていく」との緊急メッセージを公表した。
三原氏は、悩みや不安を相談できずに不眠が続いたり食欲がなくなったりしていないかを案じ「こころのSOSかもしれません」と呼びかけた。
「『世の中には信頼できる大人がいる』と思ってもらえる社会を一緒につくりたい。不安や悩みを一人で背負わなくてもいいよう、迷うことなく打ち明けられるよう、私も一緒に考えていく」とした。