支援学校生徒をトイレで撮影 いじめ重大事態認定、三重
三重県立高で昨年10月、知的障害のある男子生徒=当時(17)=のトイレ個室内での様子を他の男子生徒が撮影し、動画を交流サイト(SNS)に投稿する行為があったことが31日、分かった。被害生徒が通う特別支援学校が、いじめ防止対策推進法に基づく重大事態と認定した。
県教委によると、昨年10月、被害生徒がトイレの個室内にいた際、高校2年と1年の男子生徒2人が、ドアの下からスリッパを出し入れしたり、からかったりした。ドアを開けると、便座に座る様子をスマートフォンで動画に撮られ、SNSに投稿されたという。