モペット偽装販売疑いで書類送検 2人「免許不要」と紹介、大阪
運転免許が必要な「モペット」と呼ばれるペダル付き電動バイクを「免許不要モデル」などと偽って販売したとして、大阪府警は31日、不正競争防止法違反(誤認惹起表示)と詐欺の疑いで、大阪市東住吉区のバイク製造会社「Wiz World」の男性役員(47)と元従業員の男性(30)、法人としての同社を書類送検した。府警によると、起訴を求める厳重処分の意見を付けた。
最高速度が時速20キロ超のモペットは、原付きやバイク扱いとなり、乗るためには免許が必須。同社のモペットも20キロを超える走行が可能なため、本来ならば免許が必要だった。府警は、販売促進のため免許不要をうたっていたとみている。