比自治政府樹立の選挙延期 大統領が支持、10月案も
【マニラ共同】フィリピンのマルコス大統領は南部ミンダナオ島で和平合意に基づき議院内閣制のイスラム自治政府を樹立するため5月に予定している議会選について、延期を支持すると上院に伝えた。大統領府が29日明らかにした。上院は10月13日に延期する法案を採択する見通し。
議会選は、軍と戦ったモロ・イスラム解放戦線(MILF)と政府が合意した和平プロセスの最終段階。日本は双方を仲介し、経済支援にも力を入れて和平を後押ししてきた。だが最高裁が昨年9月、自治政府の領域からスールー州を除外すると決定したことで、法的問題への対応が必要になり、延期法案が上下両院に提出された。
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