都議会自民、会派から議長出さず 裏金事件の引責辞職で
東京都議会自民党の政治団体「都議会自民党」の裏金事件で、自民会派トップの小松大祐幹事長は29日、議長を引責辞職する宇田川聡史氏の後任を会派から出さないと報道陣に明らかにした。都議会第1党から議長を出さないのは異例。
小松氏は議会運営に支障を与えたとして「会派として新たな議長を選出する予定はない」と理由を説明した。
会派の内部調査によると、政治資金パーティー券の販売収入を中抜きし政治資金収支報告書に記載しなかったのは、宇田川氏を含む都議ら26人。