受験生死亡、3カ所で信号無視か 福島・郡山、事故直前に
福島県郡山市で22日、受験生の女性(19)が軽乗用車にはねられ死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの疑いで送検された郡山市の会社員、池田怜平容疑者(34)が直前に少なくとも3カ所で信号無視をしたとみられることが29日、捜査関係者への取材で分かった。
「急いでいたから信号を無視した」と供述しており、福島県警は危険運転致死容疑も視野に捜査をしている。
県警は道交法違反(酒気帯び運転)などの疑いで池田容疑者を現行犯逮捕し、同法違反(過失致死)に切り替え送検した。池田容疑者は市内の飲食店で6時間ほど飲酒し、一度自宅に戻った後、用事のため軽乗用車で外出していたという。