中国人ビザ緩和、不満止まらず 自民、岩屋外相発言に反発も

共同通信 2025年1月28日 18:55
 記者会見する岩屋外相=28日午後、国会
 記者会見する岩屋外相=28日午後、国会

 自民党は28日、党本部で外交部会などの合同会議を開いた。政府の中国人訪日観光ビザ(査証)の緩和方針に対して「今、行うのが適切なのか」などと批判が相次いだ。自民では21日の合同会議でも異論が続出。岩屋毅外相が24日の記者会見で理解を求めたものの、不満が止まらない状況だ。

 岩屋氏が「多分に誤解がある」と指摘したことへの反発も噴出し、岩屋氏に部会出席を求める意見も出た。

 28日の会議では、日本の排他的経済水域に中国が設置したとみられるブイが新たに確認されたことや中国当局による邦人拘束などを念頭に「日中間の問題が解決されない中で、緩和するのはバランスに欠ける」といった声が上がった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧