米中ロ核軍縮協議に意欲 トランプ大統領「可能性ある」
【ワシントン共同】トランプ米大統領は23日、米中ロ3カ国で核軍縮協議を進める意欲を示した。スイス東部ダボスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)にオンライン参加し、1期目に会談したロシアのプーチン大統領が核兵器削減に前向きな姿勢だったとして「非核化が可能かどうか確かめたい。十分可能性はある」と述べた。
具体的な構想は示さなかったが、非核化に向けた段階的な軍備削減を模索しているとみられる。トランプ氏は2017~21年の1期目に核軍縮を協議したプーチン氏が「核兵器を大幅に削減する考えを非常に気に入っていた」と振り返った。中国も核軍縮に賛同し、米ロ協議に加わるはずだったと明らかにした。
ロシアによるウクライナ侵攻を「大虐殺だ」と批判し「戦争を終わらせるため、プーチン氏と早く会いたい」と直接会談を求めた。米中ロの核軍縮も直接交渉する考えだとみられる。
中国の核戦力についてトランプ氏は、現時点で米国に劣るが「今後4、5年のうちに米国に追いつくことになる」と警戒感を示し、3カ国の軍縮推進が急務だと訴えた。
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