ベトナム戦虐殺認定を歓迎 韓国二審判決で外務省
【ハノイ共同】ベトナム外務省の報道官は22日、ソウルの裁判所が控訴審でベトナム戦争中の韓国軍による虐殺を認定したことについて、歴史的事実を反映していると述べて歓迎した。23日付のベトナム人民軍機関紙クアンドイ・ニャンザンが報じた。
裁判所は17日、家族を虐殺されたベトナム人女性、グエン・ティ・タンさんへの賠償を韓国政府に命じた一審判決を支持する決定を出した。
一審は、ベトナム中部の村で1968年に乳幼児を含む非武装のタンさんの家族や村人が射殺されたと認定し、約3千万ウォン(約320万円)の賠償を命じた。タンさんは2020年に提訴した。