日産、北九州市にEV電池工場 2028年度に稼働

共同通信 2025年1月22日 12:04
 立地協定締結式で記念撮影に応じる日産の坂本秀行副社長(中央)ら=22日午前、北九州市
 立地協定締結式で記念撮影に応じる日産の坂本秀行副社長(中央)ら=22日午前、北九州市

 日産自動車は22日、電気自動車(EV)用電池の工場を新設するため、北九州市などと市内のホールで立地協定締結式を行った。工場では従来より低コストな「リン酸鉄リチウムイオン電池」を量産する計画で、2028年度の稼働を目指す。

 敷地面積は約15万平方メートルで、投資総額は約1533億円。25年度から建設を始める。締結式に出席した日産の坂本秀行副社長は「電動化の競争力の基盤を確立し、GX(グリーントランスフォーメーション)に大きく貢献したい」と話した。

 福岡県内ではトヨタも苅田町にEV向け電池の工場を建設し、28年から生産する予定。

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