能登のものづくり支えたい 奈良のメーカー、タオルで応援

共同通信 2025年1月18日 05:26
 開発したタオル「能登再晴」を手にする「藤井」の藤井幹晴社長=2024年11月、奈良県橿原市
 開発したタオル「能登再晴」を手にする「藤井」の藤井幹晴社長=2024年11月、奈良県橿原市

 石川県中能登町に工場を構える繊維メーカー「藤井」(奈良県橿原市)は、能登半島地震で打撃を受けた能登のものづくりを支えようと、産地の繊維を生かした高吸水・速乾タオル「能登再晴」を開発した。クラウドファンディング(CF)のサイトで販売し、売り上げの一部は被災地に寄付する。1月30日まで。

 同社は1965年、合成繊維業が盛んな中能登町に工場を開設。パイル生地を使った寝具などを製造していた。2024年1月1日の地震で製造機が故障するなど被害を受けたが、近所の人や従業員らが片付けに駆け付けてくれ、半月後には生産を再開できた。

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