平井卓也衆院議員、再び不起訴 虚偽記載で告発、捜査終結

共同通信 2025年1月17日 20:24

 高松地検は17日、政治資金収支報告書に虚偽記載をしたとして政治資金規正法違反の疑いで告発されて不起訴となり、高松検察審査会が「不起訴不当」と議決した平井卓也衆院議員を、再捜査の結果、再び不起訴とした。いずれも嫌疑不十分。地検は「証拠が不十分だった」としている。捜査が終結した。

 神戸学院大の上脇博之教授が2022年、平井氏の選挙区支部が開催した政治資金パーティーの席数が購入枚数より少なく、実態は寄付で計20万円分が虚偽記載に当たるとして告発。地検が23年に不起訴にした。

 捜査関係者によると、再捜査でも平井氏本人への聴取はされなかった。

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