重病、重傷の捕虜25人交換 ウクライナとロシア

共同通信 2025年1月16日 05:41
 ゼレンスキー大統領と国旗=2023年5月
 ゼレンスキー大統領と国旗=2023年5月

 【キーウ共同】ウクライナ政府は15日、ロシアとの間で重病や重傷の戦争捕虜を25人ずつ交換したと発表した。捕虜は兵士と市民で、最年少は24歳。手や足を失った人のほか視覚障害者やがん患者らがウクライナに戻った。

 重病や重傷者に特化した捕虜交換で、ウクライナ国防省情報総局のユソフ報道官は「画期的だ」と評価。ゼレンスキー大統領は「全員が必要な治療を受けられる」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 報道によると、ウクライナ最高会議(議会)は15日、ロシアによる侵攻を受けて発令している戒厳令と総動員令を5月9日まで延長することを承認した。

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