厄よけ「鬼面札」作り 節分前に、熊野那智大社

共同通信 2025年1月14日 21:34
 那智山青岸渡寺で行われた豆まき用の「祝升」作り=14日午後、和歌山県那智勝浦町
 那智山青岸渡寺で行われた豆まき用の「祝升」作り=14日午後、和歌山県那智勝浦町

 和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で、節分を前に厄よけのお札「鬼面札」作りがピークを迎えている。赤鬼と青鬼を円形のしめ縄の中に封じ込めた絵柄で1枚800円。約2千枚刷る。

 神職が那智の滝の水ですった墨を版木に付け、縦35センチ、横45センチの画仙紙を載せて一枚一枚丁寧に刷り、巫女が朱印を押して仕上げた。原画は1969年に当時の宮司が描き、珍しい絵柄が人気という。

 作業した神職の吉田遥紀さん(32)は「世界平和と、災害が少ない年になるようにと願いを込めた」と話した。

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