冷水浴びせ合い豊漁祈る、北海道 木古内町の神社
北海道木古内町の佐女川神社で13日夜、190年以上続く神事「寒中みそぎ」が始まり、「行修者」と呼ばれる若者が下帯姿で冷水を浴びせ合い、豊漁豊作を祈った。
雪の積もった境内で、行修者の4人はかけ声とともに冷水を互いの背中に繰り返し浴びせ、見物客から拍手が起こった。家族で見学に来た木古内町の消防士秋庭貴大さん(32)の長男椋月ちゃん(4)は、昨年見学して格好良さにひかれ、風呂場でまねをしているという。
行修者は、居住者や出身者など町にゆかりのある独身男性が担ってきたが、少子化や人口減の影響で今回は2人足りず、昨年10月に初めて公募。新たに札幌市と函館市の男性が選ばれた。
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