六甲山系に「1・17」点灯 震災風化防止へ電飾
阪神大震災から17日で30年となるのを前に神戸市は14日夕、市内の六甲山系堂徳山にある電飾文字「KOBE」の下に「1・17」を追加で点灯した。17日までの日没後、明かりをともす。
市によると、震災の風化防止を目的に6年前から実施。14日午後5時15分ごろ、標高270メートル付近で縦12・7メートル、横20メートルにわたり設置された発光ダイオード(LED)電球が輝いた。当初は10日の予定だったが、機材の不具合で「7」しか点灯せず延期されていた。
毎年1月17日に追悼行事が開かれる神戸市中央区の公園「東遊園地」やJR三ノ宮駅周辺から見ることができる。