訪日客のタクシー利用促進 成田空港で乗り入れ台数増
千葉県と成田国際空港会社(NAA)などは、訪日外国人客のタクシー利用を促進する取り組みを始め、空港に乗り入れるタクシーの台数を増やした。訪日客の利便性向上と周辺地域の活性化が狙い。配車アプリ普及の啓発活動が、14日から3月末までの予定でスタート。空港で開かれた初日の式典で、同社の田村明比古社長は「快適に旅行してほしい」とアピールした。
NAAによると、空港のタクシー台数は、2024年3月末時点と比べて1割ほど増えて約200台となった。そのうち、スーツケースを積みやすい大型車の数は、比率が高まり70台近くとなった。