北九州、「希望のまち」起工式 指定暴力団工藤会の本部跡地

共同通信 2025年1月14日 18:02
 複合型福祉施設「希望のまち」の起工式でくわ入れするNPO法人「抱樸」の奥田知志理事長(左から2人目)ら=14日午後、北九州市小倉北区
 複合型福祉施設「希望のまち」の起工式でくわ入れするNPO法人「抱樸」の奥田知志理事長(左から2人目)ら=14日午後、北九州市小倉北区

 北九州市小倉北区の特定危険指定暴力団工藤会の本部事務所跡地で、ホームレス支援に取り組む同市のNPO法人「抱樸」が14日、複合型福祉施設「希望のまち」の起工式を行った。小倉北区自治総連合会の肝付太郎会長は「暴力団事務所は多くの人に苦い思いを残してきた。住んでよかったと思える町にしてほしい」とあいさつした。

 抱樸によると施設は3階建て。困窮者が支援を受けながら生活する施設や子どもの勉強スペース、住民らが集まれる大ホールやレストランを設け、地域の福祉と交流の拠点となることを目指す。

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