船井電機前社長、株式返還を請求 「経営権だまし取られた」
破産手続きが進む船井電機(大阪府大東市)の上田智一前社長が10日、経営権をだまし取られたとして、同社株を所有する企業など2社に対し、株の名義を自らに戻すことなどを求めて東京地裁に提訴した。
訴状によると、上田前社長は昨年9月、船井電機の株式を1円で売る代わりに、100億円以上の保証債務を引き取らせる内容で東京都内のファンドと経営権譲渡の契約を締結した。
ファンドは譲渡された全株を即日売却。債務が引き取られることはなく、売り逃げを目的とした詐欺的な契約だったとしている。都内で会見を開いた上田前社長は「1円で会社をだまし取られた。しかるべき道に船井電機を戻したい」と述べ、頭を下げた。
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