タンカー座礁事故、えい航中止 函館の海岸、船体動かず
北海道函館市の恵山岬付近でタンカー「さんわ丸」(3919トン)が座礁し、燃料の重油が流出した事故で、民間サルベージ会社が10日、満潮に合わせて沖合にえい航する作業を始めたが、船体を引き出せず、同日中の作業を打ち切った。海岸では地元住民らが心配そうに見守った。
サルベージ船とタンカーがロープで結ばれ、サルベージ船が左右に小刻みに動きながら沖の方向に引っ張ったが、船体は動かなかった。別のタンカーの乗組員だった函館市の70代男性は双眼鏡で作業を見つめ「海岸から近い場所で座礁していて驚いた。乗組員は気付かなかったのだろうか」と首をかしげた。
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