カーター氏のひつぎ首都に 議会議事堂に安置
【ワシントン共同】昨年12月29日に100歳で死去したカーター元米大統領のひつぎが7日、地元の南部ジョージア州から首都ワシントンに到着し、家族が見守る中、連邦議会議事堂に安置された。
ハリス副大統領は弔辞で、カーター氏が在任中に人権外交や環境保護に力を注いだとし「時代を先取りした大統領だった」とたたえた。
9日に首都にあるワシントン大聖堂でバイデン大統領やトランプ次期大統領、菅義偉元首相らが参列して国葬が営まれる。カーター氏はジョージア州の自宅敷地で、長年連れ添った妻ロザリンさん=2023年に死去=の隣に埋葬される。