「Xマスツリー、食べないで」 ベルギー当局が異例の警告

共同通信 2025年1月8日 19:15
 ベルギー・アントワープの街中に飾られたクリスマスツリー=2024年12月11日(AP=共同)
 ベルギー・アントワープの街中に飾られたクリスマスツリー=2024年12月11日(AP=共同)

 【パリ共同】「クリスマスツリーは食べないで」―。環境保護に熱心なベルギー北西部ヘント市がクリスマスツリーのリサイクル方法として食用にすることを提案したところ、ベルギー当局から待ったがかかった。同国の食品安全局は8日までに「安全が保証されていない」と異例の警告を発し、食べないよう促した。地元メディアが伝えた。

 市は先週、北欧の伝統だとして、クリスマスツリーから針葉を抜き取り、湯通しして乾燥させる「レシピ」をサイトで紹介、波紋を呼んだ。

 これに対し食品安全局の担当者は、クリスマスツリーには農薬が使用されている可能性が高く「食用が安全であることを保証する方法はない」と反論した。

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