10月に核被害者フォーラム 救済や廃絶訴え、広島で
広島や米国の反核団体が7日、広島市で記者会見し、原爆投下から今年で80年となるのを受け、10月5~6日に同市で「核のない未来を!世界核被害者フォーラム」を開催すると発表した。世界の核被害者が集い、早期救済や核兵器廃絶を訴える。
「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」と、米ニューヨークの「核の無い世界のためのマンハッタン・プロジェクト」が共催し、核実験やウラン採掘による米国やオーストラリアの被害者や、東京電力福島第1原発事故の被害者らが参加する予定。
マンハッタン・プロジェクトの共同創始者井上まりさん(49)は会見で「核被害者を増やさないために何ができるのかを発信できたら」と話した。