自動運転バス導入へ、愛知 公園内でレベル4目指す
愛知県が2025年度に、愛・地球博記念公園(同県長久手市)で自動運転バスを導入することが8日、県への取材で分かった。運転手の同乗が必要な「レベル2」で運行を始め、道路環境や天候など一定の条件下で無人運転できる「レベル4」での走行を目指す。
公園内にあるジブリパークなどの利用者向けにバスが定期運行されており、その一部に自動運転車両を導入する。基本的にはレベル2で運行し、国の認可などが得られれば、レベル4での運転を計画している。県は公園内で16年度から自動運転の実証実験を行い、検証を進めてきた。
国土交通省によると、レベル4の無人運転は福井県永平寺町や松山市などで認可されている。