小袋のんでコカイン密輸か 165個、ブラジル人逮捕
コカインが入った小袋をのみ込んで密輸したとして、警視庁薬物銃器対策課は8日までに、麻薬取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで、ブラジル国籍の職業不詳カルロス・アウベルト・アウメイダ・デ・オリベイラ・ネット容疑者(23)を逮捕した。
薬銃課によると、ラップのようなもので包んだ数センチの小袋を165個のみ込んでいた。コカインの総量は計約1・3キロで、末端価格は約3300万円相当に上る。「友達から仕事の紹介を受けた。脅されてのまされた」と説明している。
逮捕容疑は昨年12月、小袋をのみ込んだ状態でブラジルのサンパウロから飛行機に乗り、日本国内に密輸したなどの疑い。