能登の復興支援に展覧会 金沢で東京国立博物館など

共同通信 2025年1月6日 18:22
 展覧会「ひと、能登、アート。」に出品される雪舟の「秋冬山水図」(東京国立博物館蔵、ColBaseより)
 展覧会「ひと、能登、アート。」に出品される雪舟の「秋冬山水図」(東京国立博物館蔵、ColBaseより)

 能登半島地震の復興支援のため、東京国立博物館(東博)が6日、都内の美術館や博物館と連携し、各館の所蔵品を展示する展覧会「ひと、能登、アート。」を、2025年秋から26年春まで金沢市内の計3カ所で開くと発表した。収益の一部は被災者への義援金として寄付する。

 国立西洋美術館やサントリー美術館が参加するほか、約20の施設や個人収集家と交渉中という。

 東博からは、国宝の雪舟の水墨画「秋冬山水図」や国の重要文化財に指定されている黒田清輝の洋画「湖畔」、菱川師宣の肉筆画「見返り美人図」などを出品。他館の所蔵品を含め計約100点を展示する。

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