新将棋会館で初対局が指される 25年の公式戦スタート
新たに建設された将棋会館(東京都渋谷区)で、こけら落としとなる公式戦が7日に行われた。第83期名人戦A級順位戦の佐藤天彦九段(36)―中村太地八段(36)戦などの対局が指され、新拠点で2025年のスタートを切った。
1976年に建設された旧将棋会館は老朽化が進んだため、昨年末に閉館。JR千駄ケ谷駅に近い新しく建てられた複合ビルに移転した。新会館内の将棋道場、カフェ、売店が一体となった「棋の音」は、ひと足早く昨年10月にオープンした。
日本将棋連盟は昨年、創立100周年を迎え、これに合わせ東西の将棋会館の建設を進めてきた。大阪府高槻市の関西将棋会館は、昨年12月にオープン。
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