長崎被爆者ら元日の座り込み 「核のタブー強める年に」
原爆投下から80年の節目の年を迎える長崎市で1日、被爆者らが平和公園に集い、核兵器廃絶を訴える座り込み集会を開いた。昨年ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の田中重光代表委員(84)も参加し「新たな被爆者が生まれる危機が迫っている。核のタブーを強くしていく年にしたい」と抱負を語った。
座り込みは元日恒例の催しで、20年以上続けられている。この日は核廃絶の署名を集める「高校生平和大使」や、原爆被爆者を親に持つ「被爆2世」ら約80人が集まり、平和祈念像前で約1時間座り込んだ。原爆がさく裂した午前11時2分には黙とうをささげ、平和への思いを新たにした。
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