原発事故の福島から祈り 初日の出「平穏な1年を」
東京電力福島第1原発事故による全町避難が2022年8月まで続いた福島県双葉町で1日、初日の出を見るため町産業交流センターの屋上が開放され、町民ら約120人が能登半島地震の被災者へ思いを寄せて平穏な1年を祈った。
午前7時過ぎ、水平線に浮かぶ雲の切れ間から朝日が漏れ出すと、歓声が上がった。
東日本大震災の津波で母親を亡くした同町の会社員中井祐一さん(47)は、今は同県いわき市に住んでいる。「二度と起きてほしくないと思った大きな自然災害が能登半島であり、涙が止まらなかった。今年は平穏に過ごせる1年になるようにと初日の出に祈りを込めた」と話した。
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