監視対象者の生活を詳細に記録 シリア旧政権、極秘文書で保存
【ロンドン共同】29日付の英紙サンデー・タイムズは、シリアのアサド旧政権下で治安機関が監視対象者の生活を詳細に記録し目録化して極秘文書として保存していたと報じた。旧政権が自らの敵だと疑った人の生活を細かく記録に残した点が「東ドイツの秘密警察(シュタージ)のようだ」と論じた。
中部ホムスの情報拠点で保管していた文書数千ページを分析したとしている。監視対象者が親戚を訪問した頻度や母親が利用した車の修理店なども記されていた。
文書には当局による監視のほか「鳥」と呼ばれた密告者に関する記述があった。尋問のために連行された人が治安機関の工作員だと発覚して釈放された事案もあった。
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