ヤクルトの奥川投手らが野球教室 能登地震被災の小学生に
能登半島地震から1年となるのを前に、ヤクルトの奥川恭伸投手(23)や内山壮真捕手(22)ら石川・星稜高出身のプロ野球選手が29日、金沢市で被災地の小学生を対象に野球教室を行った。奥川投手は10人以上と1打席ずつ対決し「すごく楽しかった」と笑みを浮かべた。
主催した同高野球部OB会によると、石川県七尾市などから計85人が参加。奥川投手は「大変な思いをしていた子たちだと思うけど、諦めずにもっともっと上を目指して頑張ってもらいたい」とエールを送った。
同県珠洲市の軟式野球チームに所属する小学5年の須磨聖志郎さんは避難生活を経験。奥川投手と触れ合い「やっぱりすごいなと思った」と声を弾ませた。