化学物質吸い24人搬送 全員軽症、東京の工場
26日午後1時半ごろ、東京都江戸川区松江5丁目の工場で「化学物質が燃えて作業員が吸い込んだ」と119番があった。警視庁小松川署によると、作業員ら男女24人が、のどの痛みを訴えて病院に搬送された。いずれも軽症。
作業員が午前11時ごろ、金属を削っていたところ火花が飛び散り、ポリ袋に入れていた粉末状の研磨剤に引火。ガスが発生したとみられる。署が業務上過失傷害の疑いも視野に経緯を調べている。
現場は都営新宿線船堀駅から北に約300メートルのマンションや住宅が立ち並ぶ一角。救急車や警察車両が集まり、消防隊員らが工場に出入りしていた。