フライト前に〝ひと筋トレ〟 熊本空港に「チョコザップ」オープン 全国初の空港出店、待ち時間の利用狙う
熊本空港に25日、小型フィットネスジム「chocoZAP(チョコザップ)」がオープンした。運営するRIZAP(ライザップ)グループによると、空港への出店は全国初。搭乗までの待ち時間や空港職員らの利用を狙う。
店舗は旅客ターミナルビルに隣接する商業棟「そらよかダイニング」内の約100平方メートル。ランニングマシンやチェストプレスなど9種類のトレーニング器具のほか、マッサージチェアや脱毛器もある。
従業員は常駐しておらず、入り口のQRコードをスマートフォンで読み取って利用する。月額会員(3278円)のほか、会員以外も550円で利用できる。営業は午前7時~午後9時。
同グループによると、台湾積体電路製造(TSMC)の菊陽町進出などで地域が活性化し、国内外の利用者増が見込めることから熊本空港への出店を決めた。広報担当者は「着替えは不要で気軽に体を動かせる。新たな空港時間の過ごし方になれば」と話した。(河北英之)
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