欧州自動車大手のCEO辞任 ステランティス、経営方針に相違
【カーディフ共同】欧州自動車大手ステランティスは1日、タバレス最高経営責任者(CEO)の辞任を発表した。2026年初頭までの任期途中での退任となる。タバレス氏や取締役会、大株主の間で、経営方針などに意見の相違があったという。後任のCEOは25年6月までに選定する。
ステランティスは、欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)とフランス大手グループPSAが21年1月に経営統合して誕生した。ジープやプジョーなどの有力ブランドを持つ。タバレス氏は発足時からCEOを務めていた。
ステランティスは、北米市場での不振などが響き業績が悪化している。