東証反落、終値3万8442円 338円安、米関税強化に警戒感
26日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。終値は前日比338円14銭安の3万8442円00銭。トランプ次期米大統領の関税強化策が輸出関連企業の収益を圧迫するとの懸念が高まり、製造業銘柄を中心に売られた。
東証株価指数(TOPIX)は26・05ポイント安の2689・55。出来高は約19億500万株だった。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)で、中国からの輸入品に10%の追加関税を課すと発表。メキシコとカナダについても25%の関税を課す大統領令に署名すると表明した。これを受けて日本製品に対する関税や米中貿易摩擦への警戒が広がった。