ロシア弾道ミサイルの残骸公開 ゼレンスキー氏、防空訴え
【キーウ共同】ウクライナ当局は24日、ロシア軍が21日の攻撃に使用した最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」の残骸を米メディアなどに公開した。当局が回収した残骸は自動車のタイヤほどの焼け焦げた破片やワイヤなどで、今後詳細な分析を進める。ゼレンスキー大統領は24日、新たな防空システムの必要性を訴えた。
オレシニクはロシア南部アストラハン州から発射され、約15分間飛行。約800キロ離れたウクライナ東部ドニプロに着弾した。最高速度はマッハ11(音速の11倍)を超えたとされる。
当局は六つの弾頭にそれぞれ六つの子爆弾を搭載していたと分析。
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