ガザ北部病院が電力喪失 WHO「深刻な懸念」
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの保健当局は22日、北部ベイトラヒヤのカマルアドワン病院が21日にイスラエル軍の無人機攻撃を受け、電力と水の供給を失ったと発表した。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長はX(旧ツイッター)で「深刻な懸念」を表明。復旧の見通しは立っておらず、患者に影響が出る恐れがある。
テドロス氏は病院がガザ北部で機能している二つのうちの一つだったと指摘。入院患者80人中8人が集中治療室(ICU)にいると説明し、病院への攻撃停止を訴えた。医療スタッフら6人の負傷も明らかにした。
イスラム組織ハマスとの戦闘を続けるイスラエル軍は22日もガザ各地を攻撃した。
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