【水俣病関西訴訟 最高裁判決20年】行政の不作為立証した弁護団 「国と県は責任を果たして」 被害者救済、残る課題

熊本日日新聞 2024年11月22日 22:30
国と熊本県の被害拡大責任を確定させた最高裁判決を評価する大川一夫弁護士=10月、大阪市

 公害健康被害補償法(公健法)による患者認定申請を棄却された水俣病関西訴訟の原告らは司法の場で被害救済を求め、国と熊本県の責任を強く問い続けた。弁護団は国や県の責任者の証人尋問などを通じて行政の不作為を立証した。2004年の最高裁判決で確定...

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