福島で園児がミカン狩り 一時住民避難の広野町
東京電力福島第1原発事故で住民が一時避難した福島県広野町で19日、地元の認定こども園の園児55人がミカン狩りを楽しんだ。穏やかな日差しの下、太平洋を望む高台にある町営ミカン畑で大きめの実をもいだ大和田咲帆ちゃん(5)は「すっぱいけれどおいしい。家でも(家族にあげず)一人だけで食べたい」と笑顔で話した。
東北地方としては温暖な広野町は約40年前から、ミカンをシンボルとして町ぐるみで育てている。ミカン狩りは原発事故で中断したが、2013年に再開した。
町は第1原発の南20~30キロ圏にあり、町独自の避難指示を出して約1年後に解除した。9割の町民が帰還しているという。
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