ベトナムで残留日本兵家族が交流 現地の妻子ら差別に苦しむ
【ハノイ共同】ベトナムの首都ハノイの日本大使公邸で16日、太平洋戦争後もベトナムに一時とどまり、再植民地化を狙ったフランスとの独立闘争に尽力した元日本兵の子どもらを招いた交流会が開かれた。勝利後に日本兵らが帰国を開始してから今月で70年。ベトナムで結婚した妻や子どもを連れて帰国できなかった時期があり、現地に残された家族は「日本ファシスト」の家族として差別に苦しんできた。
専門家らによると、旧日本軍は1940年、フランス領だったベトナムに進駐した。元日本兵は45年の敗戦を機に多くが引き揚げたが、一部は残留。ベトナム独立運動で活躍するなどし、54年11月から帰国を始めた。
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