G7に「化石賞」 支援資金目標持たずと批判
【バクー共同】国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)に参加する環境団体「気候行動ネットワーク」は15日、温暖化対策に後ろ向きな国に贈る「化石賞」に先進7カ国(G7)を選んだと発表した。環境団体メンバーは、授賞式を模したイベントで「新たな支援資金の数値目標を持たずにCOP29に臨んできた」とG7を批判した。
COP29は発展途上国への資金支援が最大の焦点となっており、途上国側は現状の支援規模である年1千億ドル(約15兆円)を大幅に上回る年数兆ドルを求めるが、先進国側は難色を示し、交渉は難航している。
同ネットワークは例年、COP開催中に複数回、化石賞を発表している。
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