女性の正社員への転職6倍に 人手不足で、10年前と比べ
リクルートは13日、同社のサービスを通じて契約社員や派遣社員などの非正規雇用から正社員に転職する女性の数が、2023年度は13年度と比較して5・8倍になったとの調査結果を発表した。人手不足を背景に、企業による女性の正社員登用が進んでいる。
特に結婚や出産を経験する割合が高いとされる30代以上に絞ると、転職で正社員に転換する女性は10年間で7・3倍に。結婚や出産後の女性の正社員復帰が難しいとの課題は解消に向かっていると指摘した。
リクルートが、転職サービス「リクルートエージェント」を使った転職者数を集計。転職で非正規雇用から正社員になった女性の数で、13年度を1として比較した。