新潟県刈羽村長が無投票7選 原発再稼働の是非、論戦なく
新潟県刈羽村長選は12日告示され、無所属現職品田宏夫氏(67)が無投票で7選を果たした。品田氏は、村と柏崎市にまたがって立地する東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を容認する立場。政府と東電が目指す早期再稼働の是非は、選挙を通じた論戦とならなかった。
地元出身の品田氏は村議を経て2000年から現職。無投票での当選は08、16年に続き3回目となる。
再稼働には地元の同意が必要とされる。柏崎市長選は17日投開票。反対を掲げる新人阿部由美子氏(62)、前向きな意向を示す現職桜井雅浩氏(62)、条件付きで容認する新人野本祐二氏(58)が立候補した。