死刑免除の司法取引は有効 米中枢テロで軍事法廷

共同通信 2024年11月8日 10:48
 キューバのグアンタナモ米海軍基地で、特別軍事法廷がある区画。法廷は右側のフェンスの中にあるが撮影は許可されていない=昨年10月
 キューバのグアンタナモ米海軍基地で、特別軍事法廷がある区画。法廷は右側のフェンスの中にあるが撮影は許可されていない=昨年10月

 【ニューヨーク共同】2001年の米中枢同時テロを担当する米軍の特別軍事法廷は7日までに、主犯格とされる国際テロ組織アルカイダ幹部ら被告3人が罪を認める代わりに死刑を免除するとの司法取引を有効と決定した。オースティン国防長官が取引の破棄を発表したが、合意後に無効にする権限はないと判断した。決定は6日付。

 約3千人が犠牲になったテロから20年以上が経過した現在でも、キューバのグアンタナモ米海軍基地の軍事法廷では拷問後の自白の証拠能力が争われ、公判前手続きの段階にある。司法取引の有効性が認められ、再び判決の見通しが立ったが、検察側が控訴する可能性がある。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧