プーチン氏、トランプ氏に電話も ウクライナ巡り対話の用意

共同通信 2024年11月8日 08:18
 7日、ロシア南部ソチで演説するプーチン大統領(AP=共同)
 7日、ロシア南部ソチで演説するプーチン大統領(AP=共同)
 ロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)
 ロシアのプーチン大統領(ロイター=共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は7日、米大統領選で勝利したトランプ次期大統領がロシアとの関係を修復し、ウクライナ危機の終結に寄与する意向を示していることは「少なくとも注目に値する」と語り、トランプ氏と対話の用意があると表明した。ロシア南部ソチで開催された国内外の有識者が集まる討論フォーラム「ワルダイ会議」で述べた。

 プーチン氏はトランプ氏の勝利に祝意を示し「自分からトランプ氏に電話することは恥だと思わない」と発言。連絡を取りたい相手を拒否することもないとし、ウクライナ侵攻を巡って悪化した米国との関係修復に前向きな姿勢を示した。

 プーチン氏は6月に北朝鮮と署名した包括的戦略パートナーシップ条約に基づき、北朝鮮と合同軍事演習を実施することは可能だと指摘。ロ朝の条約は、ソ連と北朝鮮が1961年に締結し、既に失効した条約と比べ「真新しいことは事実上何もない」と述べた。

 ソ連と北朝鮮が締結した友好協力相互援助条約では、どちらかが外部の攻撃を受けた際に自動的に軍事介入する条項があった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧