遺族「過失のわけがない」と批判 194キロ死亡事故の裁判員裁判

共同通信 2024年11月5日 19:05
 初公判後に記者会見する長文恵さん=5日午後、大分市
 初公判後に記者会見する長文恵さん=5日午後、大分市

 大分市で2021年、時速約194キロの乗用車で死亡事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪に問われた男性被告(23)の裁判員裁判初公判で、検察側は5日、事故時の様子が写った映像や損傷した被害車両の写真などを示した。遺族は記者会見で「一体どんな高速度だったのか。過失のわけがない」と憤った。

 弁護側は危険運転罪は成立せず、同法違反(過失致死)罪にとどまると主張している。

 死亡した会社員小柳憲さん=当時(50)=の姉長文恵さん(58)は閉廷後、ドライブレコーダーの映像や小柳さんの着衣の写真を法廷で見て、弟の痛みを想像して涙があふれたと明かした。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧