TSMC進出の菊陽町、渋滞緩和へ時差出勤試行 11日から
菊陽町は5日、台湾積体電路製造(TSMC)進出などに伴う交通渋滞緩和を目的に、11日から来年3月31日まで、町職員の時差出勤を試行すると発表した。
対象は正職員やフルタイムの会計年度任用職員など計248人。9割が車で通勤しているという。出勤を従来の午前8時半のほか、同7時半と同9時半も認める。勤務時間は7時間45分(昼休み1時間)のままで、退勤時間は午後4時15分、同5時15分、同6時15分のいずれかとなる。
これまで、育児と介護を理由に認めていた。町総務課は対象職員のうち3割の時差出勤を目標に掲げる。「既に時差出勤を導入している他の自治体や企業との連携も考え、試行に至った。職員が利用しやすくなる制度をつくる」としている。(草野太一)
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